世の中には様々な娯楽がありますが、その中でもスキーやスノーボードを娯楽としている人も少なくありません。大自然の中でするスポーツとして昔から人気が高いのです。昔は、雪国の人が冬場にスポーツができなかったため、その代わりにスキーをスポーツとして取り入れて来ましたが、現代では都心部や首都圏の人もスキーに行くのが普通になっています。そのきっかけとなっているのがスキーバスの存在にあります。
スキーバスの多くは、首都圏から3時間から4時間かけて行くことが多くなっています。東京を出発したスキーバスは、群馬県や長野県を目指すのが普通になります。さすがに青森県や岩手県まで行くバスは少なくなります。なぜなら、そこには新幹線があるからです。
新幹線とスキーバスの関係は、ライバル関係にあります。都心部から比較的近いスキー場は、新幹線とバスの競合が見られます。距離的に100キロ程度の場所ならば、スピードでは新幹線の方が上ですが、バスはスピードが遅い分価格を安くすることで対応していますわ。これは、両者の所要時間が1時間から1時間半程度なので成立します。
では、青森県や岩手県まで行くバスが少ない理由は何でしょうか。この理由は時間にあります。青森県や岩手県までは単純に500キロ程度の距離があります。新幹線で行くと2時間半程度で行けますが、バスだと7時間ぐらいはかかるのです。
いくらバスの価格を安くしても新幹線を選ぶ乗客がほとんどになります。