リフト券の中にはシーズン前に購入することで特別な割引が受けられる早割で販売されているケースがありましたが、ここで大きな課題となっていたのが当日になって都合が悪くなり行けなくなった時の対処方法でした。シーズン前には絶対にスキー旅行に行くと計画していても、急にお仕事が入ったり体調を崩すなどして行けなくなった場合は金券ショップやネットオークションなどで売却する方法もありますが、必ず買い取ってもらえるとは限らないだけではなく買取価格も購入時よりも安くなり損失が出てしまいます。そんな問題を解決できるのが、共通リフト券の存在です。券種にはシーズン中であれば何度でもリフトに乗ることができるシーズン券と15枚綴りの回数券があり、早期に購入することで割引が適用されます。
共通リフト券は日本全国の提携スキー場であればどこでも1回引き換えることができ、ICカードが発行されて定期券を利用するような感覚でゲートを通過してリフトに乗車することができます。このシステムによりスキー旅行の行き先に幅を持たせることが可能になり、シーズン中であれば都合の良い日に別のスキー場を選択できるほか、それでも売却が必要になった場合でも全国で利用できることから商品価値も高くなり買取価格がお得になったりネットオークションで落札される可能性も高まります。スキー旅行に行くなら自身がお得に購入できるのはもちろんのこと、万が一都合が悪くなって行けなくなっても転売の余地が残されている共通リフト券を利用するのがおすすめです。